日銀(日本銀行)とは?
日銀(日本銀行)とは、日本の中央銀行です。私たちが普段使っているお金や、金利、景気の安定に深く関わる重要な役割を担っています。経済ニュースでは「日銀が金融政策を変更」「日銀総裁が会見」といった形で頻繁に登場します。
ニュースを正しく理解するためには、「日銀が何をしている組織なのか」「なぜ日銀の判断が注目されるのか」を押さえておくことが大切です。
日銀の主な役割
① 物価の安定を目指す
日銀の最大の目的は、物価の安定です。物価が急激に上がりすぎるインフレも、下がり続けるデフレも、経済に悪影響を与えます。日銀は物価上昇率2%を目標に金融政策を行っています。
② 金融政策を通じて景気を調整する
日銀は、利上げ・利下げ、金融緩和、金融引き締めといった政策を通じて、景気の過熱や冷え込みを調整します。ニュースで「日銀が利上げに踏み切るか」「金融緩和を維持するか」が注目されるのはこのためです。
③ お金の流れを安定させる
銀行同士のお金のやり取りが滞らないよう、資金供給を行うのも日銀の役割です。金融システム全体を安定させる「最後の貸し手」としての機能も持っています。
ニュースでよく出る「日銀」に関する言葉
金融政策決定会合
日銀が金融政策を決めるために定期的に開く会合です。ここで利上げ・利下げ、金融緩和の方針などが決定されます。会合後の発表は、株価や為替に大きな影響を与えるため、速報ニュースになります。
日銀総裁
日本銀行のトップです。総裁の発言は市場に強い影響を与えるため、会見内容や発言の一言一句がニュースになります。「総裁発言を受けて円安が進行」といった表現で使われます。
政策金利
日銀が金融政策の目安として設定する金利です。政策金利の変更は、住宅ローン金利や企業の借入コストにも影響します。
【コラム】なぜ日銀の判断はここまで注目されるのか
日銀の判断が注目される理由は、その影響が「金融市場」だけでなく「私たちの生活」にも直結しているからです。
例えば、日銀が利上げを行えば、住宅ローンの金利が上がり、家計の負担が増える可能性があります。一方、利下げや金融緩和を続ければ、企業の資金調達がしやすくなり、景気を下支えする効果が期待されます。
また、日銀の政策は為替にも影響します。円安・円高の動きは、輸入物価や海外旅行費用、企業の業績など、私たちの身近なところに波及します。
そのためニュースでは、「日銀がどう動くか」「今後の方針をどう示したか」が常に注目されているのです。
日銀ニュースを読むときのポイント
- 利上げ・利下げの背景に「物価」と「景気」があるかを見る
- 総裁発言は「今すぐの行動」か「将来の示唆」かを区別する
- 為替や株価への影響とセットで考える
日銀の役割を理解しておくと、経済ニュースの内容が一段と読み解きやすくなります。次は、海外の中央銀行や金融政策と比較して見るのもおすすめです。
ニュースで使われる略語をまとめて知りたい方へ
この用語以外にも、ニュースや報道で頻繁に使われる 略語・専門用語は数多く存在します。 用語をまとめて確認したい方は、 ニュースでよく見る略語・専門用語一覧 をご覧ください。
























