Red / #ff0000
「赤」を表す英語表記と代表的なカラーコード
「赤の略って何?」「red を短く書くと rd? r?」「ファイル名やデザイン制作ではどう書けばいい?」 このページでは、赤(red)の英語表記と略語の扱いを、 実務で迷わないレベルまで整理して解説します。
結論:赤(red)には正式に定まった略語はほぼ存在しない
英語の月名(January → Jan など)とは異なり、 色名には公的・慣習的に統一された略語が存在しないケースがほとんどです。 赤(red)もその一つで、「これが正解」と言い切れる略語はありません。
そのため、「赤=rd」「赤=r」といった表記は、 文脈やローカルルールに依存します。 迷った場合は、red とそのまま書くのが最も安全です。
赤(Red)の表記パターン一覧
| 表記 | 意味 | おすすめ度 | 主な用途 |
|---|---|---|---|
| red | 赤(正式英語表記) | ◎ | 文章、Web、CSS、ファイル名 |
| R | Red の頭文字 | △ | RGB表記、色チャンネル文脈 |
| r | Red の省略(曖昧) | △ | 内部メモ、限定的なラベル |
| rd | Red の省略として使われることがある | △ | 短縮用途(誤解注意) |
汎用性・安全性を考えると、red を使うのが最適解です。
なぜ「赤(red)」は略語が定着しにくいのか
赤が略されにくい理由は、英語の構造と実務事情にあります。
- red 自体がすでに短く、省略する必要性が低い
- r や rd が別の意味と衝突しやすい
- 色は感覚・文脈依存で、固定しづらい
このため、英語圏でも「赤を略す」という行為自体が一般化していません。
注意:「rd」は道路(road)の略として使われる
英語圏では rd = road(通り) が非常に一般的です。
- Main Rd
- Oak Rd
このため、「rd」を赤の意味で使うと、 色ではなく道路を連想される可能性があります。
Web制作・デザイン実務での最適な書き方
Webやデザインの現場では、略語よりも可読性と再利用性が重視されます。
- URL・スラッグ: red
- ファイル名: red(短縮しない)
- CSS変数: –color-red / –red
- 色指定: #ff0000 / rgb(255,0,0)
ファイル名の例
- icon_red.png
- button_red_primary.svg
- bg_red_pattern.webp
RGBの「R」は Red の略として唯一確定している
色の世界で「R」が明確に赤を意味するのが RGB 表記です。
- RGB = Red / Green / Blue
- RGB(255, 0, 0) = 赤
RGBや色チャンネルの文脈であれば、 R = 赤 は世界共通で通用します。
赤を表す英語表現(red以外)
「赤」と一口に言っても、英語では色味によって表現が分かれます。
- crimson:深い赤
- scarlet:鮮やかな赤
- burgundy:暗いワインレッド
- maroon:赤茶系の暗い赤
色を正確に伝えたい場合は、red にこだわらず使い分けるのが有効です。
よくある質問(FAQ)
Q. 赤の略は rd で正しい?
一般的な正解ではありません。 rd は road の略として広く使われるため、誤解の原因になります。
Q. r や R は使ってもいい?
RGBなど色の文脈が明確な場合のみ有効です。 単独使用はおすすめしません。
Q. ファイル名ではどうするのが無難?
短縮せず red を使うのが最も安全です。
まとめ|赤(Red)は「略さない」が最適解
- 赤の英語表記は red
- 色名には標準化された略語はほぼ存在しない
- 実務では red をそのまま使うのが安全
- RGBの R だけは例外的に確定
「赤 略」「red 略」で検索する人の多くは、 短縮形そのものよりも正しい判断基準を求めています。 このページを基準に、迷いのない表記を選んでください。
他の色についても、英語表記・略語を順次まとめています。
























