ビジネス現場で飛び交う「リスケ」「エビ」「ASAP」といった略語。 入社したての頃や、新しいプロジェクトに参加した時、こうした言葉の意味がわからず「え、どういう意味?」と焦った経験はありませんか?
ビジネス略語は、業務を効率化するために便利なものですが、使う相手やシーンを間違えると「失礼なやつだ」と評価を下げてしまうリスクも孕んでいます。
この記事では、現場で必須のビジネス略語を網羅しつつ、特に迷いやすい「リスケ」の深掘り解説と、正しいマナーについてご紹介します。
1. 「リスケ」の正式名称とマナー
ビジネスで最も頻繁に使われる略語の一つが「リスケ」です。しかし、実は使い方に最も注意が必要な言葉でもあります。
リスケの正式名称と意味
- 正式名称: リスケジュール(Reschedule)
- 意味: 計画を立て直す、日程を再調整すること。
注意!目上の人への「リスケ」はNG?
結論から言うと、上司や取引先に対して「リスケしてください」「リスケでお願いします」と伝えるのはマナー違反とされます。
- 理由: 略語はカジュアルな響きを持つため、日程変更という「相手に負担をかける行為」を軽く扱っている印象を与えてしまうからです。
- 言い換えの正解: * 「日程を再調整いただけますでしょうか」
- 「予定を変更していただくことは可能でしょうか」
2. 職場で必須!よく使われるビジネス略語リスト
現場で耳にすることの多い基本の略語をまとめました。
コミュニケーション編
- MTG(ミーティング): 会議や打ち合わせのこと。
- FYI(フォー・ユア・インフォメーション): 「ご参考までに」。返信不要で情報を共有する際に使われます。
- ASAP(アサップ/エーエスエーピー): 「なるはや(As Soon As Possible)」。急ぎの依頼に使われますが、相手を急かすニュアンスが強いため上司への使用は控えましょう。
勤怠・スケジュール編
- NR(ノー・リターン): 直帰。外出先から会社に戻らず、そのまま帰宅すること。
- 直行(ちょっこう): 会社に寄らず、直接客先などへ向かうこと。
- バッファ: 余裕、ゆとり。「スケジュールにバッファを持たせる」のように使います。
専門・現場編
- エビ(エビデンス): 証拠。IT業界や営業現場で「言った言わない」を防ぐためのログや資料を指します。
- タタキ(タタキ台): 原案。100点満点ではなく、議論を始めるためのベースとなる資料のこと。
- ネゴ(ネゴシエーション): 交渉・根回し。事前にキーマンの了解を得ることを「ネゴる」と言ったりします。
3. 略語を使いこなすための「3つの黄金ルール」
略語を知っていることは大切ですが、それ以上に「いつ使うか」の判断が重要です。
- 社外の人には「正式名称」で: 略語はあくまで社内の効率化のための身内言葉と考えましょう。
- 相手の文化に合わせる: 相手が「リスケ」を使わないタイプの方なら、こちらも丁寧な表現に合わせるのがスマートです。
- 意味に自信がない時は使わない: 誤用は信頼を損なう原因になります。まずはshouryaku.comで検索して確認を!
まとめ
ビジネス略語は、共通認識として正しく使えばコミュニケーションのスピードを格段に上げてくれます。 特に「リスケ」のように、便利な一方でマナーが問われる言葉は、「意味を知っていること」と「正しく使えること」の両方を意識してみてください。
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