TBAは、スケジュールやイベント情報、資料などで使われる略語で、「後日発表」を意味します。日時や詳細がまだ公表されていないときに、「時間:TBA」「場所:TBA」のような形で使われることが多い表現です。
TBDと似た場面で使われるため混同されがちですが、TBAとTBDには明確なニュアンスの違いがあります。この記事では、TBAの意味や使われ方、TBDとの違い、注意点までを分かりやすく解説します。
TBAとは何の略?
TBAはTo Be Announcedの略で、日本語では「後日発表」「追って発表予定」といった意味になります。
すでに内容や予定は存在しているものの、まだ公表できない・していない状態を表すのがTBAの特徴です。
TBAはどんなときに使われる?
TBAは、次のような場面でよく使われます。
- イベントやセミナーの開催情報
- 会議や発表会の詳細案内
- 日時や場所が未公開のスケジュール
- 公式発表を控えている情報
たとえば、「開始時間:TBA」「登壇者:TBA」のように使われます。
TBAとTBDの違い
TBAとTBDはどちらも「未確定」のように見えますが、意味は異なります。
- TBA(To Be Announced):決まっているが、まだ発表していない
- TBD(To Be Determined):そもそもまだ決まっていない
TBAは「発表待ち」、TBDは「検討・調整中」というイメージです。スケジュール管理や資料作成では、この違いを意識すると、状況がより正確に伝わります。
TBAが使われる主な場面
TBAは、特に対外向けの情報発信で使われることが多い表現です。
- イベント告知ページ
- プレスリリース
- 公式サイトのスケジュール欄
- 海外向けの案内文
「未定」ではなく「後日発表」と書きたい場合に、TBAは非常に便利です。
TBAを使うときの注意点
TBAは「いずれ発表される」という前提があるため、長期間そのままにしておくと、閲覧者に不信感を与えてしまうことがあります。
可能であれば、「◯月発表予定」「近日公開」など、発表時期の目安を併記すると親切です。
TBAとASAP・EODとの違い
TBAは時間感覚を表す表現ですが、ASAPやEODとは役割が異なります。
- TBA:発表のタイミングが未公開
- ASAP:できるだけ早く対応してほしい
- EOD:業務終了までの期限
TBAは「待つ側向け」、ASAPやEODは「動く側向け」の表現と考えると分かりやすくなります。
覚え方のコツ:TBAは「発表待ち」
TBAは「Announce(発表)」という単語が含まれている点に注目すると覚えやすくなります。内容は決まっているが、まだ外に出せない状態と理解すると、TBDとの違いも自然に整理できます。
まとめ
TBAは「To Be Announced」の略で、「後日発表」を意味する表現です。内容が決まっていないTBDとは異なり、TBAは「決まっているが未公開」という点が大きな特徴です。
スケジュールや告知文で正しく使い分けることで、情報の状態をより正確に伝えることができます。
























