英語の色名は、デザイン・文章表現・ブランディング・商品企画など、さまざまな場面で使われています。
本記事では、英語の基本色名・派生色名・意味・心理的イメージ・語源（由来） をわかりやすく整理しました。
配色のヒントにもなるため、デザイナー・ライター・マーケターなど、色を扱う方すべてに役立つカラーガイドです。
英語の基本的な色名（Basic Colors）
まずは最もよく使われる基本色から。色の印象や心理的イメージと合わせて理解しておくと、表現の幅が大きく広がります。
| 英語 | 日本語 | 意味・特徴 | 心理的イメージ |
|---|---|---|---|
| Red | 赤 | 情熱・エネルギー・注意を表す色 | 興奮、活力、危険、積極性 |
| Blue | 青 | 清潔・誠実・落ち着きを象徴 | 信頼、冷静、安心、知性 |
| Yellow | 黄色 | 明るさや希望を連想させる色 | 幸福、陽気、クリエイティブ、注意喚起 |
| Green | 緑 | 自然・調和・成長の象徴 | 安らぎ、安心、リラックス、安定 |
| Black | 黒 | 重厚・強さ・フォーマルを表す色 | 高級感、威厳、力強さ |
| White | 白 | 純粋・清潔・ミニマルの象徴 | 透明感、軽さ、無垢、シンプル |
| Gray / Grey | 灰色 | 中立・控えめ・バランスの色 | 落ち着き、知性、静けさ |
| Brown | 茶色 | 自然物・土・温もりを連想 | 安心、温かさ、ナチュラル |
派生的な英語の色名（Shade / Tint / Tone Colors）
ここではデザインや表現でよく使われる派生色を紹介します。ニュアンスの違いを理解すると、英語表現がぐっと豊かになります。
| 英語 | 日本語 | 意味・特徴 | 心理的イメージ |
|---|---|---|---|
| Pink | ピンク | 優しさ・可愛さ・柔らかさを表す色 | 親しみ、愛情、幸福 |
| Purple | 紫 | 神秘的・高貴・個性を象徴 | 創造性、気品、スピリチュアル |
| Orange | オレンジ | 活力・社交性を連想させる明るい色 | 元気、楽しさ、温かみ |
| Beige | ベージュ | 自然・柔らかさ・上品なニュアンス | ナチュラル、穏やか、落ち着き |
| Navy | ネイビー | 知的でフォーマルな深い青 | 誠実、安定、洗練 |
| Gold | 金色 | 豪華・成功・祝いの象徴 | 特別感、豊かさ、華やかさ |
| Silver | 銀色 | 近未来的でクールな印象 | 洗練、テクノロジー、上質 |
| Ivory | アイボリー | 柔らかく上品な白系の色 | 優雅、落ち着き、清潔感 |
自然・素材をイメージした英語の色名
| 英語 | 日本語 | 意味・特徴 | 心理的イメージ |
|---|---|---|---|
| Forest Green | フォレストグリーン | 森林の深い緑をイメージ | 生命力、落ち着き、自然 |
| Sky Blue | スカイブルー | 澄んだ空を連想する明るい青 | 爽快、清潔、透明感 |
| Sand | サンド | 砂浜のような自然色 | 穏やか、ナチュラル、やさしさ |
| Rose | ローズ | バラの花の華やかさ | 上品、女性的、温もり |
英語色名の「語源・由来」を知ると表現が広がる
英語の色名には、それぞれ興味深い語源があります。知っておくと文章や企画の説得力が増します。
- Red：古英語「read」＝赤い
- Blue：古フランス語「bleu」由来
- Green：「grow（成長）」と語源が近い
- Pink：花「pinks（ナデシコ）」が語源
- Purple：貝から取れる高価な染料「purpura」が語源
英語の色名で理解する「色の心理効果」
色には見る人の感情を動かす心理効果があります。デザイン・広告・文章表現に役立つ知識です。
- Red：情熱・注意・エネルギーが高まる
- Blue：信頼・冷静・安心感を与える
- Yellow：明るさ・創造性を刺激
- Green：落ち着き・調和をもたらす
- Purple：高級感・神秘性
- Black：強さ・重厚感
- White：清潔・シンプル・軽さ
カラー3文字略語との対応（関連記事リンク）
本記事で紹介した英語の色名は、デザイン業界で使われる カラー3文字略語（BLK / RED / BLU など） とセットで理解すると便利です。
→ カラー3文字略語一覧（意味・用途）はこちら
まとめ：英語色名は表現力と理解を広げる重要な知識
英語の色名は、単に色を表すだけでなく、それぞれに意味・心理・文化的背景があります。
これらを理解すると、文章表現・デザイン・ブランディングすべてに役立ち、より豊かな表現が可能になります。
今後 shouryaku.com では、色に関する専門カテゴリー を充実させ、配色・色の心理・色の英語表現など、実用性の高いコンテンツを追加していきます。ぜひ参考にしてください。
